DynaBook で NetBSD/i386

NetBSD/i386 を、会社で使っているノートパソコン、 東芝 DynaBook SS-3010 (PORTEGE) でこっそり動かしてみたい、 という波瀾万丈な企画です。 果たしてどこまでうまくいくやら。

ハードウェア構成

Dynabook SS PORTEGE 3010

インストール

  1. パーティションの分割

    SS-3010 にも販売時期によっていろんなバージョンがあるようなのですが、 私の持っているものは、HDD4GB 全体が FAT32 でフォーマットされていたので fips というツールで パーティションを分割しました。FAT32 には fips v1.5 以降で対応だそうですが 私は v2.0 を使いました。

    注意点は fips 実行時に、boot sector のバックアップを必ず取っておく ということです。これは fips と同じ FD に記録した方がいいでしょう。 分割したパーティションの大きさが気に入らなかったら、fips についてくる restorrb.exe で元のパーティションの大きさにもどせます。 ちなみに私は NetBSD に 1.7GB を割り当てました。

  2. NetBSD のインストール

    NetBSD/i386 のブートディスクを用意します。

    CD-ROM やネットワークを認識しないので、仕方なく フロッピーインストール。フロッピーインストールで使う FD は MS-DOS フォーマットで大丈夫。手元にあった win95 マシンで 一生懸命コピーしました。

  3. GRUB のインストール (やめた)

    win95 と NetBSD を両方ブートできるようにするために、 GRUB というツールで ブートする OS を選択できるようにします。

    の予定だったのですが、GRUBを使うのは止めました(すみません)。 代わりに、NetBSD/i386 1.4 に付属のブートローダを 使っています。 インストールの際にブートローダを使うかきいてくるので そこで使うと答えていけば GRUB は必要ありません。

  4. 今後の予定

    これで一応つかえてはいますが、まだ次のことができてません。 こまったものだ。

    ソースを入れない事には、カーネルの再構築もできないし、 どうにもならないんですけど、FD でソースを split できる 環境がなくなってしまいました。うーん、まいった。 cdrom は FreeBSD でも使えてないらしい。LAN は もしかしたら…使えたらいいなぁ。 com0 は生きてるんで slip でも使うかなぁ。 X はカーネルの再構築しないとマウスみたいなクリクリするやつが 使えないのでその後