カーネルの再構築

カーネルの再構築に関係するネタです。

カーネルの再構築

新しいカーネルの名前を KERMIT とした場合。
# cd /usr/src/sys/arch/sparc/conf
# cp GENERIC KERMIT
# vi KERMIT
# /usr/sbin/config KERMIT
# cd ../compile/KERMIT
# make depend
# make
# mv /netbsd /netbsd.bak
# cp -p ./netbsd /

currentカーネルへの移行

あらかじめ、 ftp://ftp.jp.netbsd.org/pub/NetBSD-current/tar_files/src などから config.tar.gzsys.tar.gz を入手して、 /usr/src 以下に展開しておく。
  1. config の入れ替え
    /usr/sbin/config が新しくなっていないとエラーが出るので 入れかえる。
    # mv /usr/sbin/config /usr/sbin/config.bak
    # cd /usr/src/usr.sbin/config
    # make depend
    # make
    # make install
  2. あとはカーネルの再構築と 同じ。

新しいカーネルが動かない

SPARC(sun4m) の場合は ok プロンプトで以下のように打てばよい。
ok> boot disk netbsd.bak

ソースからのバージョンアップ

たとえば、NetBSD-1.4 から NetBSD-1.4.1にバージョンアップ する場合、ソースツリーからすべてビルドし直す方法もあります。 ソースを展開した後で、先にカーネルを作っておいてから やりましょう。
# cd /usr/src
# make build
これだけ。 でもうちのSS-20(2cpu)で9時間もかかりました。うーん。 currentユーザの人はこんなこといつもやってんですね。大変。