日本語を使おう

NetBSDの日本語化に関係するネタです。 記憶に頼って書いているので手抜きです。 豊橋技科大のような立派なメモではありません。あしからず。

(suコマンドなど細かいのは省略してます。)


Xにlocaleを組み込む

NetBSDにはlocaleがないです。別にそれでもいいって人はいいけど、 ないとktermを起動するときとかうるさいので、Xのソースを 持っている人はついでに直しておきましょう。
% cd xc/config/cf
% vi NetBSD.cf
% make World
# make install
# make install.man
NetBSD.cfの「#define StandardDefines -DCSRG_BASED」の行末に 「-DX_LOCALE」を追加して再構築。 うちのss-20では4時間くらいだったかな。 以外と早かった。気長に待とう。


ktermのインストール

漢字を表示できる端末がない場合は、ktermをインストール しなければなりません。よそからtelnetとかで入って作業する なら後回しでいいけど。
% tar xvfz kterm-6.2.0.tar.gz
% cd kterm-6.2.0
% vi Imakefile
% vi kterm.h
% xmkmf -a; make
% vi KTerm.ad
# make install
# make install.man
Imakefile と kterm.h は変えなくてもあまり問題ない。 KTerm.adの「!*VT100*kanjiMode: jis」の行のjisをeucにして、 最初の!を取ると少し幸せになれるかも。 terminfoエントリは最初からあった(と思う)。 上でX_LOCALEを入れておかないと 実行するたびにlocaleがないとかでる。


viのインストール

vi派の私は、何はなくとも日本語の使えるviが必要。 とりあえず、まだ見るだけでいこう。 cannaを先にインストールしたいところだが、 cannaの設定ファイルに思い切り日本語が混入してるんで、 付属のviを使うのはなんかいやだったんで。
% tar xvfz nvi-1.79.tar.gz
% cd nvi-1.79
% patch -p1 < nvi-m17n.diff
% cd build
% ./configure --enable-multibyte --enable-canna=/usr/local/canna
% make
# make install
% vi ~/.exrc
.exrc の設定は必須です。複雑で書ききれないので、 詳しくはREADME.japaneseを読んでください。 あとでcannaを入れることにしましょう。