占い師日記をお楽しみのみなさま、お待たせいたしました! 私の子ども時代・学生時代・オットとの出会いなどをちりばめたエッセイ集 『"AQUA"の占い師日記〜before〜』を発売いたしました! 占いや不可思議なできごとのエピソードもかなりたくさん入っております。 占い師を目指している方にもぜひ読んでいただきたいですね
こちらのページでは「まえがき」と「もくじ」を公開しておりますので のぞいてみてくださいね。みなさまからのご感想、心よりお待ちしております。
電子出版パピレス……http://www.papy.co.jp
ニフティサーブではGO PAPYでアクセスできます。
私はインターネットの私のホームページで、毎週「占い師日記」を書いております。 九八年の一月までは、原宿の占い師として毎週勤務しておりましたから、どんなお客さんがいたか、どんなことを当てたかなどと、具体的に書き連ねておりました。
最初は、自分自身のひそかな楽しみというか記録というか……。 そんなつもりだったんです。 だけど、次第に感想のメールをいただくようになりまして……。 どうも、面白いらしいんですね。占い師という知られざる(?)人種の日常生活が……。
やがて、ヘビーな読者からは
「これって本にならないんですか?」
「占い師になるきっかけとかを知りたいです」
などなど、たくさんのメールをいただくようにもなりました。 私の日記はなぜか妙にリアルらしく、読んだ方は、私のことが他人と思えなくなってしまうらしいのです。
……そんなネット読者のみなさまの声におこたえすべく、私の占い師日記「以前」を、ここに公開させていただきます。お手にとりやすいように、と今回はオンライン出版という形をとらせていただきました。
いったい私はどんな子供だったのか、どんな風に占いに揉まれていったのか、そして、どうして今、占いを続けているのか……。 書いているうちに見えてきたのは、切っても切っても占いや精神世界と縁を切れない自分の姿でした。やりたい、とか努力、とかそういうものとはお構いなしに、占い師になるべくして道が開けていってしまったのだ、と改めて知ることができて、自分でもへぇえ、と思ってしまいましたね。そうか天職だったのか、と我ながら感動してしまいました(笑)。
そして……みなさまお待ちかね(?)のオットとの出会い、ムスコ誕生の瞬間なども、お恥ずかしながら添えさせていただいております。それなりに神秘めいたエピソードもありますんで、そぉか、そうだったのか、ウシシ、と読んでくださいませ……。
私の占い師日記は、オンラインで毎週更新しております。 そちらと併せてこちらの日記「以前」もお楽しみいただけると幸いです。 私のホームページの「占い師日記」をご存じでない方にも、ひとりの地味で平凡な女の子が、ついには原宿の占い師にまでのしあがっていったシンデレラ(?)ストーリーとしてお楽しみいただけよう、書いたつもりですが、いかがでしょうか(笑)。
1・こども時代
1-1 家族のことなど
1-2 虫のしらせ
1-3 超能力遊び
1-4 見えざるもの
1-5 占いとの出会い
1-6 感じてしまう、未来
1-7 占いにハマッた時期
1-8 ジャニーズ狂
1-9 おまじない
1-10 予知夢、そして上京
2・大学時代
2-1 占いを忘れた日々
2-2 先輩に教わったタロット
2-3 占い屋はじめ
2-4 当たる予感と消える霊感
2-5 取材攻勢
2-6 伸びる列・襲う睡魔
2-7 友人知人の反応
2-8 悩んだ卒論
2-9 弟子誕生!
2-10 卒業したら、どうするの?
3・大塚時代
3-1 むせかえるようなお香の匂い
3-2 仲間入り
3-3 ムーンストーンとの出会い
3-4 エルフィン・ショック
3-5 パソコン通信にハマった!
3-6 オットとの出会い
3-7 深層心理に至る魔法
3-8 オットの手相
3-9 妊娠騒動
3-10 デジャヴが消えた日
4・原宿時代
4-1 憧れの原宿で
4-2 700通のダイレクトメール
4-3 値上げとお客様の激減と
4-4 つわりでダウン……
4-5 産前勤務
4-6 ニューエイジな商品達
4-7 占いなんて、もうやめる!?
4-8 息子、誕生!
4-9 ホームページのウラ話
4-10 職場復帰
あとがき そして・いま・ネットの中で……。 ---------------------------------------------------------------------------- 抄 録 ---------------------------------------------------------------------------- 最初はヘンな目で私を見ていた学生達でしたが、何回か店を重ねるうちに、リピータ ーがやってくるようになっていました。
「こないだ言ってたでしょ、二週間以内に彼ができるって。あれホントだったよ」
「言われたようにレコード関係に就職決まったよ」とか……。
うれしそうに当たったよ、と言ってくれる人が増えてきていました。
しかし私は忘れん坊で、その人に何を言ったのかちっとも覚えていません。でも、「 そうなんだ、よかったね」 と返事をしていました。その時はまだ、偶然の一致みたいなもんかと、自分の力につ いて過大評価するのを避けていました。 学校の隅の暗がりにいる、変な占い婆、みたいな存在で満足していたんです。
けれどある日。四回生の先輩の手相を見ていた時に……。 私の口からあの懐かしい感触が甦ってきてしまいました。 あてずっぽうにしてはイヤに具体的で、リアルなイメージが浮かんできたのです。
それは、中高生の時にしばしば友達に「あなたあいつと付き合うヨ」と告げていたあ の感覚と同じものでした。
「……あなたは今、二股かけていて、どちらの男性にしようか迷っているのでしょう ?」
私がそう言った途端、その女性は顔が凍り付き、後ろで聞いていた友達三人は地べた にひっくり返ってしまいました。
「な、なんでまだ何も言ってないのにわかっちゃうの?」
ものすごく興奮されてしまい、私もなんだかうれしいような照れくさいような。 その後、その先輩達からは、学内ですれちがっても「ワッ」という顔をされて恐がら れていました(笑)。
そんなエピソードが何回か繰り返され、いつしか、私がお店を開くと待ちかねたかの ように人が集まってきて、さらにそれをのぞきこむ野次馬が増え……。 気がつくと、新宿の母のようにとまではいかないまでも、行列が出来ていたのでした 。 ---------------------------------------------------------------------------- バイト数/194,407バイト 価格/¥1,000 ----------------------------------------------------------------------------