とはいえ、これは通常使われているパスワードとは、 まったく違って、機密性やら 安全性は、自慢ではありませんが まったくゼロに等しい!! 商業目的や、重要なものを扱うときは、 絶対にこの方法は、お勧めしません。 このパスワードはあくまで 「あそび」の範囲で使いましょう(笑)

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   <Script Language="JavaScript"><!--

     function pwd(){
      if(document.frm.pas.value=="") 
        alert("パスワードが記入されていません");
      else{
        pswd=document.frm.pas.value;
        document.frm.pas.value="";
        location.href=pswd+".html";
       }
     }

   //--></Script>

  <form name="frm" 
       method="post" action="JavaScript:pwd()">

     パスワードを入力してください <BR>
     <input type=password name="pas">
     <input type="button" value="ENTER" onClick="pwd()">
     <input type="reset">

  </form>

意外とJavaScriptの単純さに驚いたのでは ないでしょうか？ 赤で示されているところをみると、なんとなくわかるかもしれませんが パスワードに .html をくっつけたところにジャンプする というプログラムなんです。 ですから、わかりにくい名前をつけたHTMLファイルを 同じディレクトリ内に入れておけば、そのファイル名が そのままパスワードになります。　0124apr.htmなんて、 名前をつけておけば好いですね。　0124aprの部分が パスワードになります。拡張子は、.htmlです。 .htmでは、 ありません。注意してください。　

よくある簡易パスワードのプログラムには、 直接パスワードをチェックするものがありますが それだと、JavaScriptをかじった人には、 コードを見ただけで、すぐに解読されてしまうんです。 しかし、この方法なら解読はされませんよね。　

さて、あまりに単純過ぎるので 今回は、ジャバスクリプトのないようを 少し詳しく説明してみます。 JavaScriptを勉強したい人だけ読み進んでください。

今回のパスワードプログラムには、 何も書かれていない場合、注意を促すというものが 含まれています。5行目の alert("???????");というのがそれにあたります。 音と共に、小さいウィンドウが表示されます。 何も書かれていないというのは、4行目の""で表しています。 "と　"の間に何も入っていませんので、これで「空」を 表すことができます。　 これを実際にオブジェクトに、代入することで オブジェクト内の文字列を「空」にする事もできます。 よい例が、8行目にあたります。 これで、フォーム内のパスワード欄が、 リセットされます。　 ついでですので、この8行目に付いてもうひとこと。 この8行目は、プログラム的には特に必要のない行です。 省いてしまっても、しっかりと機能します。

　 なぜ、わざわざこんなのが必要なんでしょう? これは、ジャンプする前にテキストボックスに入力された パスワードを白紙に戻しているのです。 ブラウザによっては、ブラウザの「戻る」ボタンで 戻るとパスワードがそのまま残っていることがあるのです。　 ですから、例えば公共のパソコンでページを見て ブラウザを開いたまま席を立ったとします。 ブラウザの戻るボタンで、パスワード入力ページなどへ 戻れば、簡単にパスワードが読まれてしまいますよね。　 これは、それを避けるためのものです。　 これを書き加えることによって、「戻る」ボタンで 戻っても、ちゃんとパスワード入力欄を空にすることができます。

とはいっても、もともとセキュリティーなんてゼロに等しい プログラムなので、そこまでしたところで…(汗) とっっとにかく！ 以後、JavaScriptをいろいろなことに役立てようと 思っている皆さん!　そんなことも、頭の隅においておいてください。 ミニJavaScript講座でした。(^-^)