バルパライソ -02 (チリ)
港湾の景色というものはどこでも何か郷愁を誘うものです。特にこのバルパライソのような古い歴史の在る街ではなおさらですね。長い時間見ていても飽きないですね。ここでは海のある景色を紹介します。
バルパライソ市を海から眺めてみますと傾斜に沿って町が伸びているのが分かります。狭い平地、埋立地は繁華街、ビジネス街になっており、傾斜地は主に住宅地になっているように見えます。それにしても急な勾配で、自動車を利用する現代の生活では不便であるように思います。
またチリは日本と同様に地震のある国です。市街地が急速に発展しているようですが、この十数年は大地震は無いようですが、大きな地震が来た時の備えがあるのか心配になってしまいます。
(写真:海から見た市街地)
少し高い場所に上がれば市内どこからも港を見る事が出来ます。多くの船舶が停泊していました。ここはチリの表玄関なのだと実感します。太平洋の向かい側は日本という訳です。
(写真:丘から見た港の様子-01)
(写真:丘から見た港の様子-02)
夏のこの時期には駅の近くの港では盛んに観光客を呼び込んでいました。小型船舶に乗船してミニ・クルーズに出掛ける人でごった返していました。一人1000ペソ(約200円)の料金を支払うと30分の港内観光を楽しむ事が出来ます。
(写真:客を乗せるランチャ)
港湾の中には多くの船舶が停泊していました。
(写真:小型船舶)
またひときは目をひくのはチリ海軍の船です。多くの船が停泊していました。
(写真:チリ海軍)
ミニクルーズの中で、餌付けしているセイウチ?が登場します。かなりの巨体で小型船舶の近くで動くと船内の観光客からは大きな喚声が上がります。
(写真:餌付けされている海の動物、セイウチ?)