ポサーダス市  (アルゼンチン・ミシオネス州)



アルゼンチン北部の中心都市であるポサーダス市はミシオネス州の州都であり、またパラナ河を挟んでパラグアイ・エンカルナシオン市と向かい合っています。パラグアイにとって特にエンカルナシオン市を中心とするイタプア県にとっては非常に重要な都市です。




ポサーダス(2002年06月30日)

ミシオネス州はこのポサーダス市からイグアスの滝があるプエルトイグアス市までブラジルとパラグアイに挟まる形で位置しています。アルゼンチンの中では異色の土地なのかも知れません。風景は当然ですが、アルゼンチン、橋を渡っただけでエンカルナシオンの在るパラグアイとは別の雰囲気です。



(写真:街の様子-01)



(写真:街の様子-02)



(写真:街の様子-03)



(写真:街の様子-04)

ポサーダス市自体は観光都市ではないようで、特に有名な見所も無いようですが、街の中心には観光用のロバが商売をしている人が居ました。



(写真:公演には観光用のロバ)

また市街地は急速に発展しており、街の郊外には大型のスーパーマーケットがあります。



(写真:大型のスーパー)

一番の観光地は何と言ってもパラナ河でしょう。この下流にヤシレタ・ダムが建設されて、河幅が非常に広くなっており、パラグアイ側のエンカルナシオンは遥か向こうに見えます。



(写真:パラナ河:向こうはパラグアイ・エンカルナシオン市)

河の岸は非常に綺麗に整備されています。護岸工事が施され、綺麗な自動車道路と歩行者用の道路があり、市民の憩いの場所になっています。対岸のエンカルナシオンではごみが溜まっているのとは対照的です。



(写真:綺麗に整備された護岸)

岸には多くの市民が集まり、休日を楽しんでいました。夜になるとイルミネーションが綺麗で、格好のデートスポットとなっています。



(写真:市民の憩いの場所になっている)

郊外に出ますと色々な風景を見る事が出来ます。



(写真:道路沿いにある果物店)

また貧富の差も最近はますます大きいようで、高層アパートの下には貧民街がありました。



(写真:高層建物と貧民街)

庶民の町はセントロから見ますとかなり様子が異なっています。



(写真:郊外にある焼き鶏の店)



(写真:郊外の風景)

経済困窮者が急増しているという話で、街の中心にある公園にもテント生活をしている人が居ました。



(写真:中心部にもテント生活者)


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