ロンドリーナ市-03・パークゴルフ (ブラジル)



ロンドリーナ市近郊には多くの日本人・日系人住んでおり、そこで最近盛んになりつつあるのが、パークゴルフ。パークゴルフは北海道十勝にある幕別町で生まれた手軽に楽しめるゴルフです。日本全国に広がり、南米では最初にパラグアイで盛んになり、最近ではブラジル、ボリビア、アルゼンチン等でも盛んになり、ここロンドリーナでは各国選手を招待して国際大会が開催されました。最終的には色々な事情で地元ブラジルとパラグアイの2ヶ国の大会となりました。




南米国際交流パークゴルフ大会(2002年 2月18日)

パラナの日系人の皆さんの努力によって初の本格的な南米国際交流パークゴルフ大会が開催されました。当初は日本、アルゼンチン、ボリビアなどからも選手が来伯する予定であったそうですが、政治・経済の混乱もありパラグアイチームのみの参加となりました。

36ホールの立派なパークゴルフ場は一代で築かれた建設会社を軸に事業を展開されている吉井篤さん個人の所有地に造られています。日系人の親善と健康の為にと無料で開放されています。



(写真:パークゴルフ場の入口)

パークゴルフ場とはとても思えない立派なクラブハウスがありました。



(写真:クラブハウス付近)



(写真:パークゴルフ場の持ち主である吉井篤氏)

大会にはパラグアイから24名、地元から約80名が参加しました。



(写真:大会参加者)

競技に先立ち、記念植樹が行われました。


(写真:記念植樹)



(写真:パークゴルフ-01)



(写真:パークゴルフ-02)

地元パラナ州の参加者の方を見ておりますとどちらかと言いますと年配の方が多く、理由を尋ねますと、「ゲートボールのような高年齢者用のスポーツとして導入された」からだそうです。パラグアイの場合ですと少年から年配者まで全ての年齢層で競技が行われているのとは対照的ですね。今後はもっと若い層へ浸透を図りたいと関係者の方は話されていました。



(写真:パークゴルフ-03)

このパークゴルフ場は吉井さん自らが本場北海道を視察されたそうで、かなり北海道のパークゴルフ場に近いのだそうです。パラグアイ、例えばセントロ日系のものと比較しますと距離が短く、芝がフカフカで障害物が余り無いなどかなりの違いがあります。また打ち出しは台の上に乗って行うというのも大きな違いです。



(写真:久岡洋介パラグアイ・パークゴルフ会長のナイスショット)

やりにくさはあるにしてもやはり一日の長があるパラグアイ・チーム、成人男子・女子は1・2・3位独占、団体戦も1・2位を取りほとんどのカップを持って帰りました。



(写真:団体優勝、2位、成人男子・女子1・2・3位制覇のパラグアイチーム)


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