ブエノスアイレス・その他(アルゼンチン)


ブエノス・アイレスには多くの魅力的な場所があります。色々な地区に散策に出掛ければ興味は尽きないと思います。ここでは幾つかの場所を紹介します。


レティロは電車の駅とバスのターミナルがある交通の要衝です。地下鉄のC線の始発駅にもなっています。通勤時には多くの人で一杯になります。駅舎は栄光の時代の遺産なのか重厚な造りであるのに対して、バスターミナルは最近出来たモダンな建物になっています。陸路でブエノス・アイレスを訪問する際にはここが起点となります。外には露店がひしめいており、ごちゃごちゃした感じになっています。

(写真)レティロの駅舎

(写真)レティロ駅・ホーム

 市内には多くのタクシーが走り、また地下鉄もあるのですが、主役はやはりバスでしょう。最近はバスもどんどんと新しい新型が出てきて写真のようなボンネット型は減る一方です。料金は日本のバスと良く似ていて、行き先を告げるとその料金を入れるシステムになっています。大体80センターボ(約100円)日本の半額くらいでしょうか?

(写真)レティロから出て来るバス

レティロの駅を出て直ぐに大きな塔が目に入ります。英国から贈られたものだそうで、気のせいかビックベンに似ているように見えます。

(写真)英国から贈られた塔

この塔の向いに大きなアルゼンチン国旗があり、両側には衛兵が立っています。これはマルビーナス戦争(フォークランド紛争)の犠牲者を祭る廟だそうで、英国から贈られた塔に向って建てられたそうです。マルビーナス戦争(フォークランド紛争)の際には多くの青年が従軍したそうで、極寒の中、たいした装備も無く戦場に送られたそうで、多くの犠牲者を出したばかりでは無く、凍傷にかかり手足を失った人が多く出たそうです。確かに意識して街を歩いていると現在30歳の後半に差し掛かった人達で手足の無い人が散見されます。

(写真)マルビーナス戦争(フォークランド紛争)犠牲者の慰霊碑

ブエノス・アイレスは大都市で多くのホテルがありますが、5つ星のホテルは現在9つだそうです。米国系のシェラトン、ヒルトン、ハイアットなど、地元の老舗・プラザ、そして日本企業が建てて経営し、最近メキシコのグループに売却されたシーザー・パークなどがあります。

(写真)シェラントン・ホテル

ブエノス・アイレスの空港は市街地にあるアエロ・パルケと国際空港のエセイサがあります。エセイサでも市街地から自動車で40分もあれば行く事が出来ます。改装されたのか非常に綺麗な空港です。

(写真)エセイサ国際空港


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